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硬質タイプの配線ダクトを設置する時の注意点について

数多くの電気配線を一まとめにできるものが、配線ダクトという設備です。以前は学校や官公庁・企業等でしか設置されていませんでしたが、昨今では一般家庭でも普及しています。これは我々の生活必需品となっている家電がたくさんあるためであり、各家庭で増えた電源コードを綺麗に収納するのに欠かせない設備にもなっているからでしょう。配線ダクトには軟質と硬質という2種類の素材で作られた製品があります。

硬質の場合は強化ABS樹脂というものが素材として使われていて、耐熱という特性を持っています。家屋内や室内では軟質タイプのダクトを設置しますが、水まわり・厨房・屋外といった気温差が生れる環境の場合は硬質タイプを使用するというのが特徴です。硬質タイプの配線ダクトを設置する際の注意点が1つあり、必ず一定間隔で通気口を開けなくてはいけません。これは電源コードから熱が発せられるため、通気口がないとダクト内の温度が上昇するからです。

1m単位で接続するのであれば、10cmごとに穴をあけて熱気を逃します。もしも隠ぺい工法式で配線ダクトを壁の中に埋め込むのであれば、ダクトの先端部分に換気口をあけるのも使用条件でしっかりと明記されているので守らないといけません。配線ダクトの設置はあ電気工事会社がおこなうので、先述した規約を守った形で設置工事がなされます。通常は気にする必要はありませんが、施工完了後にこの点に注目して仕上がりを確認するといいでしょう。

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