lanケーブルはその種類によってCAT5、CAT5e、CAT7などいろいろありますが、その最大通信速度を表す表現にbpsがあります。
たとえばCAT5は100Mbpsで、CAT7なら10Gbpsでこの場合Gがギガと読み1000Mすなわち1000メガですので10000bpsとなります。光回線では1Gbps以上の場合が多々ありますので、その場合1Gbpsの規格のケーブルを使用するのが一般的です。そのインターネット回線の速度以下のケーブルを使用すると、その回線は本来の実力を発揮できなくなる可能性があります。Mbpsとはlanケーブルの通信速度の単位なので、そのbpsとはbitpersecondの略でビー・ピー・エスと読むのですが、たんにlanケーブルの速度を表すだけではなく多様な通信速度を表現するためにも使用されます。
bはbitのことで、デジタルデータが0と1で表されていることから、0か1のどちらかであることを表す単位がbitになるのです。それがどれだけの量あるかということを表すためには1000倍単位の表記法を使用します。1の1000倍をK、その1000倍をM、その1000倍をG、その1000倍はTと表すような表記法です。よって1Mbpsは1000000bpsとなるのです。上記は単位が1000倍ずつでしたが、情報量を表すとき1024倍単位で表す表記法もあります。1024は2の9乗になります。しかしこの2つの表記法は統一されていないのが現状です。