lanケーブルとは、英語のLocalAreaNetWorkの略で、比較的狭い範囲内でネットワークをつなげるための有線ケーブルです。
最近ではパソコン、ゲーム機器、テレビ、ブルーレコーダーなどでも利用されいます。また、ネットワーク環境が悪いと感じる方の多くはlanケーブルの劣化や破損がみられるそうです。lanケーブルはまずその通信速度でカテゴリされることが多く、通信速度が1Gbpsで伝送地帯が100Mhzのカテゴリ5eから、通信速度が10Gbpsで伝送地帯が600Mhzのカテゴリ7と、種類がいくつかあります。一般家庭での通信、ウェブ閲覧などを目的とした使用であればカテゴリ5eでも十分です。一方で、大量の通信が必要なFPSゲームや高画質ビデオ通話をするなどの場合は、インターネットが遅延してしまう恐れがあるので、通信速度の速いカテゴリ7を使うようにしましょう。
また、形状でも大きく3つに分かれます。スタンダードタイプ、スリムタイプ、フラットタイプです。スタンダードタイプでは、太い同線であるAWG24を使用しているため、断線がしにくいというのが特徴です。また曲げやすくて家の中での狭い場所に適しているスリムタイプというのもあります。強度はスタンダードに劣りますが、直径が短いため、目立たなくてきれいという強みがあります。最後にフラットタイプというものがあり、これは、3つの中で最も薄く、厚さ1.4mmとなっています。そのため、断線のリスクはほかに比べて高いですが、部屋の美観を損なわないという点においてはおそらく一番でしょう。このように、一言でlanケーブルといっても、通信速度や形状によっていくつも種類があります。さらには色や素材といった個人の嗜好に依存したところもあるので、ネットワークの接続が悪い、と感じたら再度自分の用途にあったlanケーブルを選んでみてはどうでしょうか。