電子機器組立は立ち作業が多いようです。工場の仕事では、基本的には作業員はほとんど全員が立って仕事をしています。立って仕事をしたほうが効率が良いという過去の経験などが関係しているようです。工場には外部の人が見学に来ることもあります。
外部の人が見学に来たときに、立って仕事をしているほうがイメージが良いという理由もあるようです。しかし、座ってしたほうが効率が良い仕事の場合には、座ってやることもあります。電子機器組立の仕事の中には、細かい作業が要求されることもあります。立ってやると仕事がやりにくいという場合には、イスに座って集中をした状態で仕事をやることになるでしょう。
電子機器組立の職場では女性が多く働いているような現場もあります。女性にはどちらかというと座り作業のほうが人気があるようです。立ち作業と座り作業でどちらが時給が高いということはケースバイケースですが、どちらかといえば「やりたい」「楽そう」と感じる人が多い座り作業のほうが時給が低くなっている傾向です。組立ラインの仕事では、ずっと立っている作業ばかりでもありません。
むしろ頻繁にしゃがむ必要がある仕事のほうが足腰に負担がかかります。製品を組み立てるために、立ったり座ったりを繰り返していると、スクワット運動をしているのと同じような負担となります。健康な男性の場合なら、むしろ足腰が鍛えられるというメリットに感じるかもしれません。人によって向き・不向きがあります。