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株式会社等で設置されている配線ダクトの主な種類

コピー機やパソコン・電話など、1つのフロアに数多くの電気製品を設置してる株式会社や事業施設では配線ダクトを必ずと言っていいほど設置をしています。このダクトとは数多くの電気ケーブルを1箇所にまとめられる設備で、1960年に日本で開発されました。それ以前は各ケーブルがむき出しの状態で壁や床に固定されていましたが、ダクトに至ってはステンレスやポリ塩化製のカバーでケーブルを保護できるため、ショートする心配もありません。株式会社で設置されている配線ダクトは大きく分けて2種類になります。

「外付け工法」「隠ぺい工法」の2種類であり、特に後者を採用しているところがほとんどです。株式会社の場合、設置しているOA機器の数が100台以上と膨大な台数になるため、隠ぺい工法の配線ダクトを設けて同時に電源供給もおこなえるようになされています。電源供給を可能にするのは隠ぺい工法式のみなので、多くの株式会社では建物を建設する際にあらかじめダクトの設置工事もなされているのが特徴です。ただし、部署で新たに電気製品を備えた場合等は「外付け工法」によって配線ダクトを設置される場合もあります。

この場合は壁際や床にダクトカバーを備えて、ケーブルを固定するという簡易的な対処で使用されます。昨今では株式会社等だけでなく、一般家庭でも広く配線ダクトが普及する時代となりました。家電ケーブルを目立たせずに安全に配線するのに欠かせない設備といえるでしょう。

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